HOME > 日々是好日 ~子育て・よもやま話~ > 第5回 目配り、気配り、あっぱれ
すると、ふとその女性の持っていたバッグに札が提げられているのが目にとまり、そこに答えがありました。
それには何とナント、このように書かれていました。
“お腹に赤ちゃんがいます”
あ~!なるほど妊婦さんだったんだ~。
妊娠初期はお腹が目立ちません、逆に1番大事な時期かもしれません。ツワリもまだあるかもしれませんし、満員のバスに揺られていると気分がすぐれなくなることも往々にしてあります。このような札をさげる事により、それに気付いた人が自然に席を譲れるよう、考えられたものなのですね。納得!
これは良いアイデアですね、本人も気兼ねなく席を譲ってもらい、周りは目配り、気配りの心でゆずり合いが出来る。
その札に気付いた中学生の女の子に“あなたおりこーだねー”と、言いたかったのですが不審者に見られても大変なので心の中で“おりこー”をしてバスを降りました。
この女の子に“あっぱれ”をあげましょう。